あれから一年
今日で一年。
マニーがいなくなってから。
死んだときはあまり話してもどうかなと思ってサラッと報告だけしてたけど。
やっぱり悲しいし寂しかったから。
一年経ったのでお話しできるかな。
ずっとなんとなく動物と暮らしたいと思っていてペットショップを何軒か見に行ったりしてました。
何軒か目で仕事の合間に行ってみるとヤツがいました。
そして気がつくと連れ帰ってました。
自分の判断で誰にも言わずに連れてきました。
当時の彼女、現ワイフは最初怪訝な顔をしていたのを覚えてます。
しかし、徐々に気に入り、可愛がってました。
名前はマニー。
メジャーリーガーだったマニーラミレスが好きだったのでそう名付けました。
マニーラミレスは『Manny being Manny=マニーはマニー』と言われるくらい自由奔放なプレイヤーでした。
うさぎのマニーもしっかりとその影響を受けてなのか自由奔放でした。
何度噛まれたことか。
店にはいつも連れてきてました。
マニーがいた4年間、1番共にずっと過ごしてきました。
店でもお客さんに可愛がってもらいました。
公園へ連れて行ってもビクビクして動かなかったり、端っこへ行こうとゆっくりぴょんぴょん飛び跳ねたり…
うん、可愛かったです。
チビが産まれてからもマニーは変わらずマニーでした。
チビが興味を持って触ったりしてもウザそうにしてました。
全然食事しなくなって心配になって夜間病院連れて行ったこともあったな。
フンが詰まってて処置してもらったな。
ツメ切りでいつも病院で切ってもらってたな。
黒いのでツメ境目がわかりにくくて先生もやりにくそうだったな。
撫でてあげると気持ちいいのかぺっちゃんこになって撫でられてたな。
撫でるのをやめると近づいてきたりしてたな。
うーん。やっぱり寂しいな。
いつもいっしょにいたからな。
一年経って気持ちの部分でどうなんかなと思ってたけどやっぱり寂しい。
死んだとき先生もいるのに自然と泣いてしまった。
いや、むしろ号泣。
今思えば少し恥ずかしい。
家に帰ってまた号泣。
みんなで号泣。
少し恥ずかしい。
多分マニーはそんなこともつゆ知らず、
「何泣いてんの?」
くらいの感じかな。
店に来てくれるお客さんも悲しんでくれたりしていて愛されてたんだなと思います。
大事な家族です。
おセンチになっちゃいました。
ちょっと泣いちゃいそうなので終わります。
心の中にいつでもいます。
ありがとう。
またね。